MUSISION LIFE

弦・管・鍵盤のプロが揃うサロン型教室を実現 可能性広がる防音マンション

みぞのくちミュージックサロン主宰・サックス奏者 / ミュージション溝の口
山川寛子さん

24時間音楽演奏が可能な防音マンション「ミュージション」の部屋を訪ねて、“音楽のある暮らし”をのぞき、その魅力を語る企画。第24弾は、編集部がミュージションスタッフの戸口とともに、音楽教室などを主宰するサックス奏者の山川寛子さんのもとを訪ねました。「ミュージション溝の口」からお届けします。

数々の舞台で熱演する山川さん。演奏家として活動するかたわら、ミュージションに入居するまでは、自宅で生徒さんのレッスンをしていたそう。「いつかは自宅と別に教室を構えたい」という思いがあったところ、縁あって2022年夏に入居。『みぞのくちミュージックサロン&スクール』がスタートしました。「やるならばサックス以外の楽器も揃ったサロン型の教室がいい」と構想した山川さんにとって、ミュージションのどんなところが魅力的だったのか? ホンネをじっくり聞きました。

ひとつの部屋でサロン型の教室を運営 毎日異なる講師がお目見え

山川さんこんにちは〜。待っていましたよ〜、会いたかった!

戸口お久しぶりですね。そして大きなピアノ。改めてみるとやっぱり存在感がありますね。

編集部普段はサックスを教えられているのですよね? ピアノもあるということは、ピアノも教えているのですか?

山川さん私が教えているのはサックスだけです。でも、ここはサロン型の教室として開講したので、毎日様々な講師によって異なる楽器のレッスンが開かれているんです。

戸口今はどんな楽器のレッスンが開かれているんですか?

山川さん管楽器はフルート、オカリナ、クラリネット、サックス、トロンボーン。弦楽器はチェロとエレキギター。鍵盤楽器はピアノ、ポピュラーピアノのカテゴリを揃えています!

戸口だから、このピアノを室内で移働させることができるんですね。

山川さん実はピアノの足に移動用の小さな滑車をつけたんです。ピアノを使用しない管楽器や弦楽器のレッスンの時には、部屋の端に移動させることができます。

編集部これだと部屋の有効活用ができていいですね! ところで山川さんは週にどのくらいレッスンを担当しているのですか?

1Kの室内の大部分を占めるグランドピアノ。ややコンパクトサイズだが存在感がある。掃き出し窓のおかげで室内が明るい雰囲気に。

山川さん私が担当しているのは月曜日です。教室は月曜日から日曜日まで開講していますよ。月曜日は私とトロンボーンの講師が担当、その他の曜日は全て私以外の講師が担当しています。月に2回のコースと、3回のコースを用意していて、通う方のライフスタイルやペースに合わせられるようにしています。

戸口これだけの楽器の種類と講師が揃っているって、素晴らしいですよね。どうやって講師のみなさんにお集まりいただいたんですか?

山川さん大学時代から私とつながりのある方、お仕事でご一緒したことがある方など、旧知のご縁が中心です。もちろん今回の教室開講に合わせて募集した講師もいます。どの講師も素晴らしい演奏技術がある超一流のプレーヤーでありプロの講師です。私が自信をもって生徒さんをお迎えできる方々にお願いをしました。

最近は動画などを見てサックスに興味を持つ小学生も多いそう。ビギナーはもちろん、音大受験を目指す人にもレッスンを行う。

店舗よりコンパクトで高性能な教室向き物件、何より防音性が抜群

編集部山川さんは、なぜミュージションでサロンを始めようと思ったのですか?

山川さんそれまでも自宅でレッスンをしていたのですが、自宅でレッスンするのだと、公私の切り替えが難しかったんですよね。さらにコロナ禍となったのでますます自宅で教えることに躊躇していました。

編集部そこで自宅以外の場所を検討され始めたのですね。

山川さん新型コロナウイルスの流行で全ての演奏活動が制限され、時間ができたんですよね。そこで「自宅以外で教室を開講しよう」と計画を立て始めました。

溝の口ミュージックサロン&スクールのエントランス。

編集部ミュージションのことはご存知だったのですか?

山川さんマンションの地下にある「溝ノ口劇場」のオーナーと以前から知り合いだったこともあり、ミュージションのことはよく知っていました。音楽を愛するものにとって、本当にこの上ない環境で最高の作りですよね。いつも興味深く見ていたんです。だけど、なかなか空きが出ない!(笑)

戸口ありがたいことにすぐに満室になるので「どうやったら入居できるの?」とお問い合わせいただきますね。

山川さんだから、いつもいつも募集の情報を追いかけていました。募集の待機リストに登録して、ひたすら情報をチェック。空きが出た瞬間に「いまだ!」と申し込んだんです。

1階にはミュージションのオフィス、地下1階には地域に根差したライブハウス「溝ノ口劇場」が入居。
地下1階の溝ノ口劇場に続くエントランス。溝ノ口劇場が企画、山川さんのプロデュースで「モーニング&アフタヌーンコンサート」も継続的に開催。地元の方々に向けたクラシックコンサートとして親しまれている。

編集部とはいえ、当時演奏活動も再開されていましたよね?

山川さんそうなんです。演奏活動がある日も多くて、レッスンを開講したとしても私が毎日レッスンを開くのは現実的に難しいんですよね。部屋を持て余したらもったいない。だからこそ、他の講師にも教室を開いていただけるようにサロン型にしたんです。

編集部教室を構える時に、一般的には店舗を開くイメージなのかな?と想像します。空き店舗を探すことは考えなかったのですか?

山川さんもちろんそれも考えましたよ! ただ、想像以上に店舗区画って面積が大きいんですよね。開業資金もかさみます。それに防音施工が完璧ではないんですよ。

戸口自分で防音の工事を付加する必要があるところが多いですね。

山川さんサロンの面積、家賃や工事の負担を考えると、当時個人で活動をしていた私にとって店舗の区画を探すことはとても負担でした。その点ミュージションは面積はコンパクトだし、築浅物件でキレイ。家賃も負担が少なく、何より防音施工がしっかりされていることが一番の魅力でした。

戸口窓のある空間を探していたんですよね。

山川さんどうしてもレッスン室って密閉した閉塞感のある空間で……。だから明るい光が入って換気ができる場所が見つかり、もう大喜びでした。

編集部窓も二重窓になっているから安心ですね。

既成概念にとらわれない ミュージションの活用方法

編集部現在教室にはどんな生徒さんがいらしているのですか?

山川さん下は小学生、上は80代の方もレッスンにいらっしゃっていますよ。

戸口80代! その方はこれまでずっと長く楽器演奏にいそしまれていたのですか?

山川さんサックスの生徒さんなのですが、なんと初心者で入会されたんですよ。それに楽器も購入されたんです。

編集部すごい、かっこいい!

山川さんもちろん楽器演奏が未経験な方でも歓迎しています。一番大切なことは”​​音楽は楽しい!”と感じてもらうこと。その先にうまくなりたい、真剣に音楽と向き合いたい、という気持ちを抱いていただけたら嬉しいですね。自宅で教えていた頃は、楽器をすでに習ったことがある経験者や、音楽大学を目指す人などを中心にレッスンしてきました。ですが、本来音楽って経験者だけが触れるものではないですよね。もっと自由であっていいと思うんです。サロンでは多くの人に楽器に触れてほしいと、未経験の方もどんどん挑戦できるように受け入れています。そうして開催しているうちに、私もいろんな人と出会えて世界が広がりましたね。今まで以上に、もっと楽しくなりそうです。

編集部素敵な出会いですね! 生徒さんはみなさんお近くにお住まいなのですか?

山川さん生徒さんのほとんどは溝の口付近のエリアにお住まいですね。何より駅から近いことがメリット。お仕事や学校の帰りに寄ってレッスンを受けている方が多いですね。

戸口サロンは、音楽との出会い以外にも「場の活用」を考えたそうですね。

山川さんそうなんです。現在は水曜日と日曜日にサロン内でアート書道教室を開いています。担当する講師は音楽と合わせたライブパフォーマンスも行っている書道家で「芸術文化を楽しんでもらいたい」という意識が一致していたので、開講を決めました。

壁には、同サロンで開催されるアート書道教室の作品が並ぶ。

編集部ミュージションをめいっぱいに活用されていますね。防音マンションの可能性の広さを感じました。

戸口山川さんの考えるこれからも未知数! 次に訪ねた時には、何かまた新しいことが始まっている気がします。とっても楽しみです。

山川さん(左)とミュージション担当の戸口(右)はともに音大出身。だからこそ、音楽からビジネス談義まで広く花が咲く。

サックス奏者はもとより、事業家としても生き生きと活動されている山川さん。「ミュージションのおかげで新しい世界に踏み出せた」とふりかえります。その背景には、音楽事業における事業設計をコンパクトに描きやすい条件が揃うミュージションならではの強みがあります。山川さん「ミュージション」×「音楽サロン運営」のこれから、そして、教室運営に挑戦したい方を、ミュージションはこれからも応援しています。


企画:株式会社リブランマインド
文:永見薫
編集:tarakusa
写真:大西陽

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