"ブラジリアンミュージシャンも満足 防音+デザインのマンション"

ミュージシャン / ミュージション川越
シキーニョさん

24時間音楽演奏が可能な防音マンション「ミュージション」の部屋を訪ねて、“音楽のある暮らし”をのぞき、その魅力を語る企画。第9回は、編集部がミュージション担当の戸口と「ミュージション川越」にお住まいのブラジリアンミュージシャン、シキーニョさんのお宅を訪ねました。

1974年にブラジルのサンパウロで音楽活動をスタートし、1981年にサンバのギタリストとして日本へ。その後、拠点を日本へ移し、ライブハウスでサンバやボサノヴァを演奏するほか、誰もが耳にしたことのあるCMソングたちの制作にも参加されています。サンバの本場ブラジルからやって来たミュージシャンが見た「ミュージション」の住環境とは?

立地もデザインもパーフェクトな部屋にひと目惚れ

天井まで続く窓から明るい光が射し込むシキーニョさん(左)の部屋。ミュージションの戸口(中)と編集部(右)が話を伺う。

シキーニョさん皆さんいらっしゃい〜!

戸口お邪魔します。この声、聞き覚えありませんか? シキーニョさんと言えばコイケヤの「ドンタコス」、カルビーの「ポテトチップス」、キリンビールの「淡麗グリーンラベル」、サントリーの「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」などのCMでお馴染みの声! この間は、セブンカフェでも歌声が流れてきました。

編集部ほんとだ〜! あの陽気な声の主がミュージションに住んでいたなんて!

シキーニョさん3〜4年前から住んでいます。もともと知り合いが川越に住んでいて、よく遊びに来ていたんです。川越は有名なボサノヴァミュージシャンを初めて日本に呼んだサウンド・プロデューサー吉田和雄さんも住んでいる場所なので、みんなの近くに住んだら楽しそうだなと。それで、不動産屋に行ったらミュージションを紹介してもらったんです。デザインはお洒落だし、防音性能は高いし、駅から近いし、側にコンビニもあるし、もうパーフェクトだった。

「ミュージション川越」は、数々の建築の賞を受賞した実績を持つ手塚建築研究所の手塚貴晴氏と手塚由比氏がデザイン、そして、ライトフィールドアーキテクツの角館政英氏が照明設備設計を担当したデザイナーズマンション。
シキーニョさんの部屋はロフト付きのメゾネットタイプ(1K)。

戸口嬉しいですね。ミュージションは機能性だけでなく、感性を刺激するデザインを住み手に提供するためにデザインにもこだわっています。ちなみに、このミュージションは2000年にグッドデザイン賞を受賞しているんですよ。

シキーニョさんデザインだけ見ても、ひと目惚れだった。

編集部以前はどちらにお住まいだったんですか?

シキーニョさん普通の賃貸。僕は家で歌を録音したり、曲のアレンジをしたりするので、いつも「音漏れしてないかな?」と気になっていました。でも、ミュージションなら誰にも気兼ねすることなく作業に没頭できるから幸せですよ。練習? もちろん、しますよ。本番でね(笑)。

ブラジル文化を敬愛する「日本」の懐の深さ

天井高が3.8メートルあるため、平米数より広々と感じる。この陽当たりの良さも入居の決め手。
スタイリッシュで開放的な空間でありながら、常設された天井の吸音パネルと吸音カーテンが響きをしっかり調節。ロフトは機材の収納スペースとして活用中。

戸口シキーニョさんの歌声は聞いているだけでハッピーになりますよね。ミュージシャンの道に進んだきっかけは?

シキーニョさん小学校3年生の時、学校で歌を発表するためのオーディションがあったの。それに僕も参加しようと思ったら、先生に「あなたはハスキーボイスだから歌うのは難しいわね。チョコレートをいっぱい食べなさい!」と言われて。

編集部チョコレートを食べたら声が治るの?

シキーニョさん治らなかったね(笑)。でも、「歌いたい」という気持ちに気づいてそれがミュージシャンを目指すきっかけになった。それから、歌とギターを猛練習して、21歳でプロ試験に合格。初めて日本に来たのは23歳の時。というのも、当時は神戸の三ノ宮でサンバショーをやる店がたくさんあって、サンバを演奏できるブラジル人の需要があったんだよね。

編集部日本のサンバの歴史は、ブラジル総領事館やブラジルとの移民船や貿易船が出入港していた港のある神戸から広がったんですよね。今でも「神戸まつり」のサンバカーニバルは神戸の一大イベントだとか。初めての日本はいかがでした?

シキーニョさんびっくりしたよ。「サムライ」のイメージで来たのに、みんなスーツにネクタイ姿だし(笑)、食べ物は美味しいし、お城はカッコいいし、「ブラジルに帰りたくない!」ってね。とはいえ、契約期間が終わって一旦ブラジルに戻ることに。でも、またすぐ日本に行きたくなって、何度か行き来を繰り返すうちに、「日本で活動したい」と、父に「行って来ます」と言ったら、「行って来い」って送り出してくれた。

編集部そうやって日本に来たブラジル人のミュージシャンも多いのでしょうね。

シキーニョさんちょうど日本がバブルだったからね。六本木のブラジルの店で働いていた時は、毎日すごい人だった。サンバショーを観たいお客さんの列がズラーっと入り口から続いている。日本に来るブラジル人たちは、「日本でお金を貯めたらブラジルで良い生活が送れるぞ」と誰もが夢を描いていた。でも、ひとつだけ大事なことがあった。

編集部それは一体?

シキーニョさん「日本の文化に協力する」というスタンスを忘れないこと。例えば、ブラジルで「明日3時に打ち合わせね」と言えば、みんな4時頃に来る。「ごめんなさい」もない。それが普通なんです。でも、日本のルールは違う。それを理解できず、日本に馴染めなくてブラジルに帰ってしまうミュージシャンたちも大勢いた。僕も足りないことばかりだけど、ここまで音楽を続けることが出来たのは、そのスタンスを貫いて来たから。今までお世話になった皆さんにはすごく感謝しているんです。

「一曲歌いましょうか」と披露してくれたのは、ボサノヴァの名曲『イパネマの娘』。ミュージションはスタジオと違って適度な響きがあるので、優しい音が心地よく耳に残る。

音楽は、人生のすべて

編集部もうブラジルより日本での暮らしの方が長くなったのでは?

シキーニョさんそう。両親も亡くなったし、もうブラジルには帰らないかもしれないね。僕は日本が大好きなの。こんなにブラジルの文化に馴染みのある国は他にないと思う。例えば、レストランで僕も知らなかったブラジル料理が研究されて出てきたり、カフェでボサノヴァが流れていたり。今では日本人の方がブラジル人よりボサノヴァを聴いていると思うよ。ブラジルの人たちは、ボサノヴァのような柔らかなリズムと囁くような歌声は、「お金持ちの人が聴く音楽」と思っているからね。本当は色んな文化が混じり合って出来た音楽なんだけど。

戸口日本人のクラシック音楽に対するイメージも、「なんだか敷居が高そう」と思われがち。少し似ていますね。

シキーニョさんそうだね。どんな音楽でも、まずは気軽に楽しむスタンスが大事だよね。

編集部ずばり、シキーニョさんにとって音楽とは?

シキーニョさん人生のすべて、かな。歌を始めた頃、「自分は何者なんだろう」って色々迷いがあったけど、歌うことで自分を見つめてきた。もちろん、悲しい時もあるけど、お客さんの前に立ったらブラジルの風を吹かせるのが僕の仕事。後ろを振り向かず、前だけを向いて走り続けるのがプロだからね。あ、でもCMは顔が出なくて良いの。こんな陽気なおじさんの顔なんて出したら、せっかくの商品が売れなくなるからね(笑)。

夏は屋上から「小江戸川越花火大会」の花火が楽しめるのも住人の特権。

故郷ブラジルを離れて日本へ。60歳を越えてもなお、シキーニョさんは持ち前の太陽のような明るさと柔軟な精神でエネルギッシュに活動されています。そんな多忙な生活のなかでしみじみ思うのが、「ミュージションで暮らせて良かった」ということだそう。ミュージションはこれからも、音楽を愛する人々の縁の下の力持ちとして快適な住まいを提案し続けます。


企画:株式会社リブランマインド
⽂:原⼭幸恵(tarakusa)
写真:⼩賀康⼦(提供写真以外)

●シキーニョさんのプロフィールはこちら

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